ヨキの柄

あれこれ徒然に

今年も干し柿&イタチ避け竹酢液

今年私の柿畑では蜂屋柿が豊作。蜂屋柿は色づきが早い。200個ほど収穫し、180個を軒先に吊るした。今年も無事に干し柿の風景を作ることができた。

 

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180個の柿を干し柿にするのに5時間以上かかる。収穫し、皮をむき、紐をつけ、熱湯消毒して吊るす。30個1セットを6回繰り返した。こうした仕事をのんびり1日かけて行うと「平和だなぁ」と思うし、「幸せだなぁ」と感じる。

 

1日1個食べても半年分ある計算だけれど、1日1個で済まない私は半年経たずに食べつくしてしまう。なんとか歳を越せるように節制するのである。

 

さて、もう一つ大事な仕事がある。

 

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イタチ避けの竹酢液。ペットボトルの側面に切り込みを入れてあり、竹酢液の臭いが辺りに漂う。イタチなど小動物は嗅覚が非常に敏感。軒先の干し柿の甘い匂いを嗅ぎつけてやってくる。そして、柱にたくさんの爪痕をつけて必死で干し柿まで上り、食い散らかす。それをさせないためにこうして柱に括り付けたり、家屋周辺に設置しておく。これでイタチは来なくなる。

 

竹酢液は自前のもの。竹炭を焼くことと竹酢液を採ることは私のライフワーク。秀真竹炭工房の名前で活動している。

 

ペットボトルは見た目に風情がないけれど、こんなに便利なものもない。