ヨキの柄

あれこれ徒然に

雪かき道具

私の住む地域は雪が多いほうだと思う。毎年必ず何度か降り積もるし、大雪警報も出る。

 

今シーズンは年末年始に雪がたんまりと降り積もった。その量は近年に無かった程。気温も低い日が続いていて、未だ根雪となって残っている。来週もまた降りそうで、しばらくは外仕事ができそうにない。山の中の炭焼き小屋へはなんとかジムニーで行けるけれど、そこに常置してある軽トラは出せそうになく、竹の伐り出しにも行けない。柿畑も雪に埋もれていて、クリスマス前に始めていた剪定作業の続きもまだ出来ない。

 

さて、家の周りや隣近所の道などを除雪する際に必要なのが雪かきスコップやスノーダンプである。種類は色々あって、それぞれに用途が違う。雪質や目的によって使い分けが必要となる。

 

【使っている道具】

私はポリカ製スコップ、アルミ製スコップ、ポリ製スノーダンプの3種類を使っている。なんとすべて浅香工業(ASK)製である。

 

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左はポリカ製スコップ。ポリカーボネートのスコップに木の柄が付いたもの。ポリカーボネートは強度があるので信頼できる。新雪から硬く締まった雪まで使える。スコップにおいて金象印は間違いないと思われる。

 

真ん中はアルミ製スコップ。硬く締まった雪に突き刺したり、氷を砕いたりもできる。欠点は雪がくっつくこと。これは予めシリコンスプレーを吹いておくことで解消できるが、毎回必要となる。降って間もない雪には使わない。

 

右はスノーダンプ。降ったばかりの雪を除けたり、寄せ集められた雪を別の場所へ運んだりする。本体はPE樹脂(ポリエチレン)でポリバケツ素材。先端はポリカーボネートで補強されている。

 

スコップは持ち手の付いているものが好い。ただの棒状のものに比べて手が疲れないし作業が捗る。この持ち手によって手首を痛めないし、スコップが自分の腕と一体となる。

 

【身体の使い方と心の在り方】

雪かき作業は膝を使うと良い。腰だけを曲げての作業は腰痛の原因となる。腰と膝、身体全体を動かして、エクササイズだと考えて、どんな作業であろうと少しでも楽しんでやればいい。嫌だと思うならやらないほうがいい。怪我をするだろう。

 

道具は使い用。道具は目的に合わせて作られているので、使う方も目的に合わせて選び、適切に使う必要がある。使い方を誤って壊したり、必要以上に身体を疲れさせたり痛めたりした場合は使い方が悪かったのであって、作った方に責任はない。

そして、自分で経験し、判断し、良いものを購入し、適切に大事に使う必要がある。道具を使うと言うことはそういうことである。経験と知恵が道具との付き合い方を決める。

 

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