2017年春から夏にかけて建てた作業小屋。屋根の波板を張り替えた。
建てた時は経費を抑えるべく塩化ビニールの波板を使った。その耐用年数は数年と短く、紫外線や熱射、風雨により縮んで硬くなり割れて、すでに何年も前からあちこちで雨漏りがしていた。全体が縮むので、留め釘のところが割れたり、雪の重みで変形して雨水が溜まったり、太陽熱で茶色く変色したりしていた。
今回使ったのはガルバリウムとポリカーボネート。ガルバリウムは建てた当初から外壁にも使っており耐久性は体感している。ポリカーボネートはラジコンカーのボディにも使われており、それよりも厚みがあるため耐衝撃性や耐久性は想像できる。
ガルバリウム波板の耐用年数は15年~、ポリカーボネート波板は10年~とされており、この先10年は安心できる。

写真左下に置かれているのが古い塩化ビニールの波板。半透明だったものがおよそ9年を経て茶色くなっている。
新しく張ったガルバリウムとポリカーボネートの波板は眩しく輝き、きっと鳥たちも驚いているに違いない。
この小屋には電気が通っていないため、雨の日や冬の間は作業するのには薄暗い。採光のためすべてポリカーボネートで張ったほうが良いのだが、近年の夏の暑さは酷く、小屋に居られないほどの温度になる。そのため、ガルバリウムとポリカーボネートを半々で組み合わせて張った。ポリカーボネートはブロンズで、光線透過率は87%。
広かった板の間隔のせいで雪の重みでたわんでしまっていた塩化ビニールの波板。今回は板も追加した。
波板を留めるのも、塩化ビニール波板には傘釘を使っていたので修繕が面倒だった。錆びて抜けにくかったり、折れたりしていた。今回はネジタイプの留め具を使った。
4日間かけて、少しずつ古い塩化ビニールの波板を剥しながら新しいガルバリウムとポリカーボネートの波板を張っていった。屋根の上とは言え、膝をついて腰を曲げて作業をするのは地べたに這いつくばっているのと同じで、足腰や背中がしんどかった。
ガルバリウムを22枚、とポリカーボネートを21枚。ポリカーボネート1枚は縦に半分にカットして使った。カッターで切れ目をつければ手で簡単にカットできる。
波板を張るなら、ガルバリウムかポリカーボネートをおすすめする。塩化ビニールは数年でダメになる。
さて、これでこの先10年は安心だろう。10年後の私はどうしているだろうか。その頃には60歳を超えている。元気でいるだろうか。同じ作業ができるだろうか。そもそも、この土地にまだ居るだろうか。